症状によって効く目薬(成分)は違います

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目薬を選ぶとき、なんとなく選んでいませんか?眼の症状に合わせて、必要な成分は異なります。目薬は、成分の表示にも注目して選びましょう。

疲れ目に効く成分

メチル硫酸ネオスチグミン
コリンエステラーゼ阻害薬の一種。ピント調節機能を改善します。一般に目の筋肉を賦活して目の調節機能の疲れをとる働きがあります。目が疲れると遠近の調節機能が衰え、正常な視力の維持が困難になりますが、メチル硫酸ネオスチグミンは、こうした目の調節を司る毛様体筋と瞳孔括約筋の働きを強化し、疲れ目の回復にすぐれた効果をあらわします。
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12)
新陳代謝を促進したり、目に栄養を補給する作用があります。
パンテノール
ビタミンB群パントテン酸の誘導体でプロビタミンB5 というビタミンB5の前駆体である。細胞の構築や正常な成長の維持(つまり新陳代謝に大きく関わってくる)成分です。
FAD(フラビン・アデニン・ジヌクレオチド)-活性型B2
活性型ビタミンB2のこと。ビタミンB2は体内(肝臓)で活性化され、FADとなってはじめて本来の効果を発揮します。そこでビタミンB2を点眼するよりも、はじめから活性化されたFADを点眼したほうが確実な効果が期待できるのです。また、FADは、皮膚・粘膜の新陳代謝をうながし疲れ目の改善に役立ちます。
タウリン
目に栄養を与える働きがあります。
L-アスパラギン酸カリウム、L-アスパラギン酸マグネシウム・カリウム等量混合物
角結膜細胞の新陳代謝促進作用があります。

目の充血に効く成分(血管収縮剤)

塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン
充血を抑えます。抹消血管収縮により目の充血をすみやかにとります。

目のかゆみ改善に効く成分(抗ヒスタミン剤)

マレイン酸クロルフェニラミン

目のかゆみ、なみだ目に効果があります。

花粉症に効く成分(遊離抑制薬)

クロモグリク酸ナトリウム

アレルギー症状を起こす化学物質の遊離を阻害します。花粉症に効果のある目薬に含まれます。

炎症を改善する成分(抗炎症薬)

グリチルリチン酸二カリウム、イプシロン-アミノカプロン酸

炎症を抑制することで、炎症に伴う症状(かゆみ等)を抑える働きがあります。

アズレンスルホン酸ナトリウム

植物由来の成分です。穏やかな抗炎症作用があります。花粉症などアレルギー性の眼疾患や炎症性の眼疾患にお勧めです。

ドライアイ改善に効く成分

コンドロイチン硫酸ナトリウム

目の生理機能を回復させ、また角膜表面を保護することにより、目のカスミ等の症状を改善します。目の渇きを防ぐのでドライアイ用の目薬に含まれます。

その他

アラントイン

消炎と傷の治りを早める作用。角膜や結膜表面の傷を治す働きがあります。

ビタミンE

血行を促進し栄養を送り届ける働きがあります。