近視には仮性近視と真性近視があります。仮性近視の場合は、点眼や視力回復トレーニングなどを行い、生活習慣を改善することにより回復することがあります。
真性近視の場合には、コンタクトレンズや眼鏡で矯正をするか、レーシックなどの手術を受けることになります。
「星を見ていれば目がよくなる」
確かに、よく聞く言葉です。遠くを見ることは、目の毛様体の緊張をとり、リラックスさせてくれます。遠くを見ているだけで、近視が治るということはありませんが、仮性近視の場合には、毛様体の緊張がとれ良い影響を与えることがあります。
遠くを見ることは、眼によいことであることは確かですので、眼を休めるという意味でも、時々遠くを見るよう心がけると良いでしょう。
疲れ目や充血、痛みなどは、それ自体が精神的なストレスになります。
また、逆に日常溜まっているストレスも目と密接な関係があります。私たちの体には、交感神経と副交感神経があり、体のさまざまな機能を調節しています。目を守るためにある涙の分泌は、副交感神経が活発になっているときにリラックスした状態で促され、ストレスを感じると交感神経が興奮し、涙の分泌を抑えてしまうのです。
さらにストレスが加わることでまばたきの回数が減ることもあります。ストレスを受けることで、目が乾き、症状が悪化して、またストレスになるという悪循環が起こります。
長時間のパソコンを使う仕事や細かい文字を読む作業をしているときは、気づかないうちにまばたきの回数が減っています。
目をずっと開いていると目の表面からどんどん涙が蒸発してしまう上に、近くを見続けていることで、目の筋肉も疲れます。
目の疲れを防ぐためには、まず目を閉じることを心がけましょう。
こまめにまばたきをしたり、ぎゅっと強く閉じたりと意識的にすることをおすすめします。
また、目のストレッチを行うことで疲れを緩和させ、気分をリフレッシュさせることもできます。
目の周りを指で押している人をよく見かけますが、これは目の周りにある、疲れをとるツボを刺激しているのです。
ツボを指の腹の部分で軽く押し、くれぐれも強くもみ過ぎたり、眼球を押したりしないように注意が必要です。
ひとつのツボにつき、5~6回押せば十分です。伸びをしたり、全身を動かしてぼぐすのもよいでしょう。
ストレッチやマッサージを行って疲れをためないようにしましょう。
疲れ目、ドライアイの方には、目を温めることをおすすめします。
涙は三層構造になっていて、一番上にあるのが涙の蒸発を防ぐ油層。
この油を分泌するマイボーム腺に油分が固まるせいで、詰まってしまうことがあるのです。
目を温めるとこの詰まりが解消されて、油分が再び供給されるようになり、涙の蒸発を防ぐことができます。
パソコンやテレビなど、目によくないとは思っていても避けてばかりもいられないのが現代社会です。
これらを使うときには、目を疲れさせない使い方をすることが大切。
目を疲れさせる要因は、OA機器ばかりではありません。
室内の環境をはじめ、毎日のライフスタイル、ワークスタイルなども見直す必要があります。
まわりの環境だけに気を配っていても万全とはいえません。
やはり目も体の一部、体調にもある程度左右されるので、ビタミン類、ミネラル類をきちんと摂るなどの栄養補給やリラックスした状態で十分に質のよい睡眠をとるなどのことに留意し、健康維持に努めましょう。
また、喫煙やアルコールの飲み過ぎは、生活習慣病に悪い影響を及ぼすだけでなく、目にもダメージを与えます。
目薬は、傷みやすいため、多くのものに防腐剤が含まれています。
これは、目薬に入った細菌を殺す効果がありますが、使用回数が増えると目の細胞を傷めることも。
とくにドライアイの人は、その防腐剤を涙で洗い流すことができず、目の表面にたまりやすくなるので、頻繁に使用する方には、防腐剤の入っていないものをおすすめします。
いずれにしても使用量や回数、使用期限などは必ず守るようにしましょう。
近年、涙の足らない人のために、涙をためる治療法「涙点プラグ」が登場しています。